★コピーライターが思わず ! となったコピー。 -36ページ目
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お相手次第で乳間見せポロ

初日なので意気揚揚とスタートさせたかったのだが、仕事でダメ出しを喰らう。
一ヶ月も寝かしておいて、それはないだろうと怒ってもしかたがないので、気をとり直して…
しかし、全部やり直しよりも、請求がずれるのは悲しいなぁ。最初から言ってよ。

さて、今回の!なコピー

お相手次第で乳間見せポロ

エロなフレーズで話題になった雑誌「NIKITA」のある記事の見出し。
しかし「乳間」という表現は見事だ。???な感じで思わず見てしまった。いろんなページにこの「乳間」が揺れて、いや踊っている。しかもニュウカンとカタカナで読み方まで表記してくれている。

「乳間」とは、ようは胸元のこと。股間があるのだから、乳だってあるさというわけなのか。このコピーが目に入った時、私のセンサーはすぐに反応した。一瞬、ポロリとこぼれたオッパイが見れるのではないかと思い、ページの隅々まで探してしまった。(女性はどう感じるのだろうか?)

よく読めば、記事は別にエロでもなんでもない。オシャレの演出について語っているだけ。ポロとはポロシャツのこと。相手によってポロシャツのボタンを外して、胸元を見せてアピールするといいわよと書いてあるのだが、さすがは「NIKITA」、見出しでひきつけてくれる。本能にビンビンきた。

ところで、エロを連想させるアピールは、人の感情に強く影響する。
アメリカのある大学で、セクシャルマーケティングと表し、研究している先生がいる。そこの調査によると、性的なアピールをした広告の方が注目度は高いことがわかった。これは男女ともに。(調査しなくても分かるよね、そのくらい)

マーケテイング上、性的な意味合いを強く感じさせる方が、お客の心をつかみやすいというわけだ。ただ、あまり刺激が強いとブランドや商品名が思い出せなくなるらしい。

そう言えば、ハーバルエッセンシャルのシャンプーのCMなんか、確信犯的にやっていた。洋ピン(海外のピンク映画)世代?にはビンビンきたはず。私もこれでこの商品名を知ったしな。

予告によれば、今月末発売の「NIKITA」の特集では、また「乳間」が登場するらしいが、さて流行るかどうか。今後も注目?
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